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傷んだ作品は、修復作業できれいに復元できますが、状況によっては作り直したほうがいい場合もあります。
例えば、家系図・家系譜・過去帳など文字情報の古文書類は、絵画や書のような美術品と違い、記録内容そのものを保存継承することが意味を持つ場合があります。特に過去帳のように実用性の高いものは、元のスタイルを改め、読み難いものは読みやすく、使い勝手の悪いものはより扱いやすく工夫して作り直すこともできます。 例をあげれば、巻物のような横系図から掛け軸式の縦系図を作る、寺院の過去帳を日牌帳から年代順へと作り直すなどです。その場合、高価な毛筆筆耕はやめて、印刷で済ましてしまう方法もあります。 さまざまな方法が考えられますから、経済的で有効な方法をご提案します。
以下の手順は、家系図・家系譜・過去帳等の文字原稿の作品から再生品を作る場合です。
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元の形状から、仕上げの形状に合わせて原稿を起こします。毛筆筆耕の場合も、印刷する場合も、原稿は必ず作成します。 しばしば、ご自分で書かれた原稿をお持ちになる方がありますが、そのまま書き写して仕上げることはできません。仕上げの形状に合わせて原稿を起こすことは、清書品の設計図を作ることに相当し、その良し悪しが製品の価値を左右します。また厳密な校正作業を経て原稿が作られます。
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校正原稿をお客様にご確認いただきます。訂正すべき箇所があれば指示どおり訂正します。 原稿確認は、清書または印刷に入る前の最も大切な作業です。
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原稿のとおり清書し仕上げます。
近年、パソコン技術の発達により、毛筆書体の充実や印刷インクが進化し、書家が手書きにしなくても毛筆書体で印刷して済ませる事例が増えてきました。
<印刷で済ますメリット>
・単価が毛筆筆耕の半分程度と大幅に安あがりにできます。 ・手書きよりはるかに小さな文字にできるため、複雑な図面を一枚に収めることができる。 ・将来変更が予想される場合など、一時的に現在の状態で仕上げておきたい場合に向きます。
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掛け軸・額などに表装します。掛け軸表装の例を下に示しました。
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左:家系図 三段表装(茶色系)
右:家系図 三段表装(紺色系) |
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再生・表装に関するお見積もりは、現物を拝見しなければできない場合があります。 詳しくは、お電話かメールでお問い合わせください。
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