 |
|

|
|
家系図(譜)は構図の違いから、縦系図と横系図に大別され、それぞれに長所と短所があります。 どちらも、右から左、または上から下へと、時の流れに沿って書き進められます。 横系図は、個人の履歴を記し「家系譜」と呼ばれる場合が多く、縦系図では、単に名前を系線でつなぎ「家系図」と呼ばれる場合が多いようです。しかし、厳密な区別はなく、単なる呼称の違いといえるでしょう。 このサイトでは便宜上、縦系図、横系図を家系図、家系譜として説明します。
|
 |
|
系図を上下左右に展開し、親子兄弟の関係をわかりやすく図式化したものです。本人を中心に、父方と母方の両家を、一枚にまとめて書き込むこともあります。 親戚が大勢集まる法事など、先祖供養の祈願としての利用に向きます。
<長所>
系図の全体が一目瞭然で、誰が見てもわかりやすいのが特徴です。きれいに清書した図紙を、掛け軸や額に表装すれば、美しく仕上げることができます。掛け軸は巻いて軸箱に納めれば保管もし易く、費用も横系図に比べて安くなります。
<短所>
図紙の大きさが決まっており、書き込める内容に限界があります。また、仕上げた後、家族構成に変化が生じると、加筆するスペースが確保できず作り直しになることがあります。 長期保存を目的にするより、掛けて用いる実用品として考えたほうがいいでしょう。
|
| 掛け軸 (二尺) |
掛け軸 (二尺八寸) |
|
標準的二尺の掛け軸です。毛筆で筆耕し12代程度の系図まで仕上げることができます。 系図の代数や兄弟が多い場合など、右図のように系図の幅を広げて仕上げるとよいでしょう。 |
人数の多い家系図は、幅広の図紙を用い余裕のあるレイアウトで仕上げます。
掛け軸は、裂地の色柄など、掛ける部屋の雰囲気や好みに合わせて選択可能です。 |
 |
 |
 |
|
|
【
このページの先頭へ 】
|
 |
|
横系図は、巻物に代表され、伝統的な家系譜のスタイルです。系図を右から左に書き綴る形式で、横へ横へと書き進み、その長さは、通常5メートルを越え、長いものでは10メートル以上になります。
<長所>
横に長い書式は、スペースに余裕があり、故人の事跡を記したり、新たに誕生した子や孫を加筆できます。数代後までの追記しながら利用可能で、一幅の系譜を長期にわたり利用できる点では経済的です。 長期保存に適するため、家系の記録・保管用として、後世に伝える目的でご利用ください。特に由緒があり系図が長い旧家には、巻物ではなく系本をおすすめします。
<短所>
横長の構図なので、縦系図のように家系の全体を一度に見ることが難しく、系譜をたどりながら見ることになります。系譜全体を把握するためには、縦系図を併用した方がいい場合もあります。
|
| 巻物 |
系本 |
|
家系譜の定番ともいえるのが巻物です。巻物長は約8mで、10代程度の系譜を書き込むことができます。巻き込むので長期保存に向きますが、系譜を見るたびに解いたり巻いたりするのが、少々面倒です。 |
系本は、表裏合わせて18mの長さがあり、長い系譜でも一冊で記録できます。また、系譜の途中から、本のように開くことができ、巻物のように解いたり巻いたりする手間がいりません。 |
 |
 |
|